見ると、黄色のベルサーチ風シャツに紫のナイロンパンツをはいた男がひとり。右手にはヴィトンのセカンドバッグ(……と思いきや、実はニセモノ)を持っている。ダサイ、ダサすぎる。団長のハナシによればこの男、名を○○といい、なんとか自分を調査員として使ってくれないか、と本日わが探偵団の事務所をたずねてきたらしい。しかしそのとき、誰もが思った。「こんなダセぇヤツは使えない」……だけども彼の情熱は熱かった。そしてその情熱におされ、団長はひとつの決断をした。「一ヵ月以内に洗練されたオトコになったら、君を採用しようじゃないか。ハンパじゃダメだぞ。ブランド品のホンモノとニセモノを見極められるぐらいのセンスを身につけてこい!」そこでその教育係として任命されたのが、ワタシ、である。く〜、ワタシ日本人の男のコにはキョーミないのにイ。だけどこれもおシゴトよね。ハイハイ、あなたに高級ブランドの価値というものを教えてあげましょう。(…そんな恥ずかしいニセモノつかまされないためにもね)