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保険会社の業務をマーケティングという視点から見る

本来的には、コアコンピタンスを考えていくうえで、まず、どこで勝負をしていくのかという、マーケットのしぼり込み(明確な戦略領域の識別)が必要となる。そして、しぼり込みが行われたのちに、今度は、保険会社の業務をマーケティングという視点で大きな枠組みとして捉えていくのである。コアコンピタンスとして何を強くするかということを、保険会社の活動を、「モノを作って売る」という枠組みで捉えて考えてみたい。保険会社は、大きく分けて二つのコンポーネントから成っている。一つは、商品を作るという保険会社のメーカーとしての特性を持つ部分であり、もう一つは商品を顧客に対して販売をする販売会社としての特性を持つ部分である。保険会社をコンポーネントに分割してみてみる。「契約サービスプロセシング」と「商品・サービス開発企画」の部分がメーカーで、保険商品を作る、事務処理を行う、引き受けて保険金を払う、といったことを行う。次に「市場・顧客管理・マーケティング」と「市場・顧客アクセス」の部分が市場・顧客に対して商品、サービスを提供することを行う。「商品・サービス企画開発」が商品を販売会社の「市場・顧客管理・マーケティング」に卸し、「市場・顧客管理・マーケティング」は市場・顧客の特性をにらんで、どの小売チャネルに卸すかを判晰して販売会社は市場・顧客に対して小売りをするというような構造と捉える。さらに「市場・顧客アクセス」の部分がチャネルである。チャネルにはもちろん、従来型の代理店や営業職員のみならず、ダイレクトや、銀行窓販、他業態の流通チャネル提携利用なども含まれる。これらのコンポーネントをどうヨコにつなげていくのか、という発想でものを考えていく。

[参考サイトのご紹介]
自動車保険市場オフィシャルサイト
http://auto.hokende.com/